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原 詠人(Eito Hara)
1956年、岐阜県生まれ。1980年代、大手玩具メーカー ”海洋堂” で怪獣造形におけるトップ原型師として活躍し、有名な特撮映画の怪獣フィギュア製作を担う。当時製作したガレージキットはオークション等ではプレミアム金額で取引されており、復刻版が製作されているほど人気のカリスマ怪獣原型師。現在も怪獣に対する情熱から新聞を使った怪獣製作を続けており、今回の@IDEAのオープンに合わせ、数10年ぶりの新作怪獣を製作いただいた。
現在も新聞で怪獣製作し続ける拘りを聞かせてください
海洋堂で原型師だった当時、FRPやゴム等の化学物質がメインで大きさ等の規制があったが当時から本当に製作したかった商品は大きな着ぐるみ級の怪獣で 日本で怪獣映画が製作始まった頃はダンボールや紙がメインでみんなが試行錯誤で日本の怪獣を生み出そうとしていた。環境問題も含め大きな造型から細かな造形まで自由に扱える新聞紙に着目し様々な大きさの怪獣を製作する事になった。
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今回の【パルマネラ】誕生秘話はありますか?
オリジナル怪獣製作の構想段階では「イグアナ+トカゲ+コブラ」をMIXさせた怪獣のアイデアがあり、海洋堂時代、アメリカのファンタジーアーティスト兼イラストレーターの巨匠「ウイリアム・スタウト氏」から頂いたドラゴンの依頼を思い出し、ドラゴン要素も加えて今回の【パルマネラ】が誕生しました。